男性の育休取得を国をあげて進めようとされてますが、うちは一足先に夫に半年育給を取ってもらいました!
実は男性でも申請すれば1年は育休が取れるんです。
育休を半年とったことで良かったことを紹介していきます。
目次
初めから夫と一緒に育児のスタートを切れる
夫が育休を取ったので里帰りをせずに家で子育てをスタートしました。
どうしても里帰りするとパパは1ヶ月ほど子育てに関われないのでママとパパの子育てスキルに差が出てしまうと思います。
でも一緒に育児スタートをきれたので
「なんでわかってくれないの??」
なんて喧嘩になることもなく、一緒に試行錯誤して子育てに励めました。
育児の辛さを分かち合えるので産後鬱にならずに済んだかと思います。
働いているパパだとずっと見てるわけではないのでぐずった時の大変さなどなかなか理解してもらいづらいと思います。
一日中ずっと一緒にいるので、3時間ごとに起きるためなかなか休めない辛さ、うんち替えの多さなど、全て共有できました。
里帰りしなくていい
先ほどにも書きましたが、産後すぐに夫の手を借りられたので里帰りも必要ありませんでした。
もちろん里帰りもメリットいっぱいあるでしょうが、里帰りしないこともたくさんいいところがありました。
- 新生児を車で長時間乗せなくて済む
- 病院を家の近くのところで産前産後ずっとお世話になれる
- 赤ちゃんのグッツ(ベビーベッド、バウンサーなど)をずっと家で使える
- 親に気を遣う必要がない
特に自分は親に気を使う必要がないことが楽でした。
実家は帰ってきてもいいと言っていましたが、そのために仕事を休んでもらうことや、後でお礼をしなきゃいけないことも私の方が気にしていまって余計疲れそうでした。
また里帰りすると旦那が赤ちゃんになかなか会えないことや、会いに来るときも義両親に気を使うことを考えると家で育てた方が気が楽でした。
夫が責任感を持って育児、家事をやってくれる
産後の体で体力が落ちてる中なので、夫は手伝い要員ではありません。家事・育児の主要要因として動いてもらう必要があります。
その結果、夫の家事能力が格段に上がりました!
今までは買い物に行ってもらっても、異様に高い野菜を買ってきたり、お肉買ってきてと頼んでも具体的に言わないと何の肉を買ったらいいか分からない、という状態でした。
今では「肉と野菜足りないから適当に買ってきてー」というだけでちょうどいい量を手ごろな値段で買ってきてくれます。
以前は台所に立ってもらっても、あの調味料はどこ?お鍋は?お玉は?と逐一聞かれましたが、今では台所の勝手をマスターし、スマートにご飯を作ってくれます。
夫はもともと5年間の一人暮らしでもほぼ自炊したことがなく、料理はからっきし苦手で一緒に暮らしてからもほぼ作ってもらったことがないくらいでした。産後明けの食事つくりで料理に目覚め、最近ではぐんぐん上達し、つけ麺やトンカツなどお店顔負けの腕になってます。
自分の時間を持てる
子供が生まれてから全然一人の時間が持てない、という方は多いと思います。
ですが夫が育休で家にいてもらえると交代で外出までできます!
慣れない育児で気持ちが滅入っている中、一人で外の空気を吸えるのは最高に良い気分転換です。
コンビニで好きなものを自由に買える、これがどれだけ贅沢なことか。。
新生児の鳴き声でどうしてもイライラしてしまうときに少しでも離れると気持ちがリフレッシュされてまた頑張れます。
パパ見知りしない
どうしても昼間お仕事に行っているパパだと赤ちゃんにはなかなか覚えてもらえず、泣いてしまう、パパじゃ泣き止まない、などあると思います。
そうするとパパは自分を受け入れてもらってないと感じ、育児に自信を無くしてしまいがちになり、ますます子育てから遠のいてしまう。そしてまたママの負担増大、、と悪循環になってしまうことも多いのではないでしょうか。
うちでは早いうちからパパ大好きなのでミルクをあげるときも喜んで飲んでました。
パパに子供が懐いているとやはり嬉しいようで喜んで相手をしてくれます。
育休開けた6ヶ月後はどうだったのか、というと、若干パパ見知りっぽい時は正直ありました。ですが一緒にいた期間が長かったせいかそれほど続きませんでした。2ヶ月位だったかと思います。
多くのパパ見知りは1~2歳くらいまで続くそうなのでぐっと楽だったな、と思います。
あと、これは本当にパパが育児休暇を取ったことと、どこまで関連があるのか検証は出来ないのですが、うちの子たちは本当に良く笑います。
赤ちゃんってこんなに笑うのかと思うほどにこにこして、私の友人にも愛相がいいです。
友人たちにも「こんなに笑う赤ちゃんって珍しいね」と言われました。
おそらく、両親が一緒にいるのでお互い笑うことが多くなり、それを見ている子供たちも笑うのでは?と思っています。
子供たちが良く笑う⇒親も良く笑う⇒育児が楽しくなるの好循環が生まれてます。
お互いの両親が遊びにきやすい
常に二人ともそろっているので、私、夫どちらの両親も気軽に遊びに来てくれました。里帰りをしなかったということもあり、親の方にも手伝いに行ってあげようという気持ちが強かったように思います。
里帰りだとおそらく夫の両親はなかなか赤ちゃんに会いにくいと思います。新生時期は週一でどちらかの親がきてました。以降は1ヶ月に1度交互に来るようになりました。
家にこもりがちになるので親が来てくれることはいい気分転換になりました。
夫の会社の反応は?
うちの夫の会社は育休に理解がある会社だったので嫌味なども言われず取れました。ですが半年取った人は今まで一人もいなかったようです。それまでで一番長かった人は3ヶ月だそうです。総務課では3ヶ月育休取った男性ということで有名ではあったようです。
夫曰く、取る権利はあるんだし、会社に引き継ぎはしっかりしてるし、必要以上に悪く思う必要なんてない!とのことです。
もちろん、取らせてもらう上で謙虚な態度で同僚に挨拶を済ませ、育休に入るときと戻るときには菓子折りを用意していっていました。
お金は大丈夫だったのか?
夫の育休手当、私の産休・育休手当で給料の6割ほど出たのでそれほどきつくはなかったです。
でも産休・育休手当もすぐ出るわけではないので最初の3ヶ月分の生活費は事前に貯めておきました。
また、自由に使えるおこづかいとして、それぞれ10万位は用意しておきました。
おこずかいは用意しておいて本当に良かったです。
家に引きこもりがちになる中で、唯一の楽しみがコンビニのお菓子とレンタル漫画でした。これでストレスをためずに生活出来たと言っても過言ではありません。
利用したサービス
夫に朝・昼ご飯は用意してもらいましたが、さすがに料理に慣れてないのに3食作るのはきつい、ということで夕食用に宅配弁当を頼んでいました。
栄養バランスも考えられたお弁当で育児にへとへとになったときに片付けもしなくていいし、すぐ食べられて本当に重宝しました。
ですが、1ヶ月もするとさすがに飽きてきました。。
2ヶ月頼んだのですがいくら毎回多少違うとはいえ、しょせんお弁当、どれも同じように感じられてちょっとしんどかったです。
徐々にリハビリがてら私も料理を再開するようになっていき、必要なくなっていきました。
注意点
どうしても母親の大変さばかり注目されますが、パパだって育児ノイローゼになります!
私の方は実はそこまで追い詰められなかったのですが、夫の方は特に新生児期の子供の泣き声がしんどかったようで、きつそうで、ノイローゼっぽい時が何度がみられました。
この話については今度まとめてみたいと思います。
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