子供のころから「ふたご」という存在に憧れていた。唯一無二の片割れ。一卵性双生児も魅力的だし、仲良し男女の双子も見てて微笑ましい。
高校の友人が双子だと知った時にはしょっちゅう双子の弟の話を聞かせてもらった。
だけどまさか自分が双子を授かるなんて。。。
目次
最悪な状況から一転…双子発覚!?
初めて双子だと発覚した時の状況は最悪だった。
妊娠4週には近くの産婦人科で見てもらい、妊娠発覚していたものの仕事も家事も特にセーブせず、今まで通りに過ごしていた。
6週になる前の夜23:30ほど
ドロッと、生理のような感触があった。
まさか、、と思い、急いでトイレに行くと、ショーツには真っ赤な鮮血。
量は生理初日くらい
泣きながら旦那に訴える。
赤ちゃんだめかもしれない、、
とりあえず、先生に連絡してみたら?
夜中でもかけていいって言われてたんでしょ?
旦那にそう言われた私は財布を取ってきてもらった。
当時通っていた産科は名刺を渡されており、もし何かあったらいつでもかけてきていい。
と言われていた。
急いで電話をかけ、出血したことを伝えると
腹痛はあるか、量はどのくらいか?と聞かれた。
そして、今から来られますか?
と聞かれた。
え?今から行っていいの??
診療時間外に行っていいなんで頭は当時の私にはなく、頭の中は?だらけ
電話口では
だって出血してるんでしょ?今から何分ぐらいでつきますか?
そういわれて、
タクシーで行けば20分ぐらいでつきます
そう答えると急いで旦那と一緒にタクシーを呼び、病院へ
裏口から入ると、コロナ対策のため、検温され、すぐに診察してもらった
絶望感を味わいながら診察台へ上がり、エコーを見てもらう
あー、これ双子だね
??
ほら、ここに袋二つあるでしょ?
え??赤ちゃんは無事なの?
そう思いながらエコーを覗くと、確かに二つの袋がみえる。
この前は小さかったし、後ろに隠れて見えなかったんだねえ
そういう先生に
赤ちゃんか無事なんですか?
ほら、心臓が動いてるでしょ?
そう言われたとたん
良かったああ
涙があふれてきた
双子だということより、まず赤ちゃんが無事だったことが何よりうれしかった。
うちの病院では取り扱いできません
あかちゃんが無事なことが分かり、双子という事実も発覚してすぐ、先生に言われたこと。
「ふたごはうちの病院では扱えないんだよね。紹介状書くからどの病院がいい??」
急な話の展開ばかりですぐ、答えが出なかった。
ふたごはリスクが高いため設備が整っている病院でないと診れないということらしい。
それまで通ってたのは産婦人科医は医院長先生一人の個人病院。
夫と相談します、といってその日は病院を後にした。
やっぱり近い病院が一番
コロナ対策で一緒に病院に入れなかった夫は真夜中の中、病院の隣の公園で待っててくれた。
タクシーに乗りながら、夫にまさかの驚きの事実を報告。出血のショックもあったものの、二人で顔を見合わせながら浮足立った思いだった。
病院から提示された病院は2件。
一つは電車で乗り換えありで5駅ほど。NICU(新生児集中治療室)も完備された病院。双子は早産になる可能性も高く、NICUは魅力的だった。
もう一つは歩いて20分。公立の総合病院で母体に何かあったときは対応できるがNICUはない。
どちらも一長一短。
近さを取るか設備を取るか。
ただ、私たちの中には一つのトラウマが頭から離れなかった。
もし、また出血など何かあったら。。。
この前の出血のトラウマ結局はこの後何か月も引きずり、また出血したらどうしようという思いが拭えなかった。
今回の出血事件で何よりよかったと思うこと、それは病院が近いことだった。
緊急事態の時、やはり近さは非常に重要。
それにもし、NICUが必要な時が来た場合、転院してもらえば済むこと。
そう考え、近場の公立病院に紹介状を書いてもらうことに。
公立病院へ転院。双子だと検診が通常の2倍!
通常の妊娠の場合、検診は4週間に1度が通常なものの、双子ということで2週間に一度の検診となった。
それでも出血の恐怖から2週間はとても長かった。
大きな出血はなかったものの、前回の出血の残りが出てると言われた少量の赤いおりもののような出血はそれから2週間は続いた。
とても4週に1度の検診だったら耐えられなかったと思う。
その間の仕事はどうしたかについてはまた別の記事で書いていこうと思う。
そして、私立の個人病院から公立の病院に転院したことについて。これはわたしにとって良いこと尽くめだった。
ぜひこのことについても話していきたい。
予約制だったので待ち時間が短い!
私立病院でも予約制のところもあるがこれは本当に便利。
前回の個人病院ではなるべく朝早くいっても受信まで2時間待つのは余裕。しかも院内は狭く、窮屈に感じた。
今回の病院では産婦人科に行ってすぐ体重血圧を測り、それほど待たずに検診。全部支払いまで終わって1時間~1時間半。かかる時間は前回の病院の半分。
せっかちの私にはぴったり。
大きな総合病院だったので女医さんも多い
大きな総合病院であったので常勤の先生がとても多かった。前回受診してもらった先生とは違うことはざらにあったものの、情報はしっかり伝達されているようだった。これは好みも分かれるかもしれないけど私にとってはよかった。
初期の検診では赤ちゃんはまだ小さいため、股からエコーを取るしかない。
別に男性の先生でも構わないんだけど、やっぱり女医さんのほうが安心できた。股下からエコーを取らなくてはいけない妊娠初期は(毎回別の先生だったものの)全員女医さんだったのでリラックスして受けられた。
もちろん大きな総合病院だったとしても男性の先生に当たる可能性は十分にあるけれど。
プライバシーの配慮も素晴らしい!
前の先生は股下からのエコーでもカーテン越しではなく、先生と顔を見合わせながらエコー画像を見せてくれる先生だった。それはそれでそういうものか、と思ったものの、ちょっと恥ずかしい気持ちもあった。
でも総合病院でのエコーは股下は見えないようにカーテンがあり、先生とカーテン越しに話ができ、診察を受けやすかった。
癖のある先生はいなく、どの先生も丁寧
そして総合病院だからなのか、癖のある先生はいなく、よくこちらの話を聞いてくれるし、押しつけがましくなく、アドバイスを求めればくれる、診断書も快く書いてくれる、めんどくさそうな態度はとらないいい先生ばかりだった。
前の個人病院ではしつこく質問すると嫌そうな態度を取られたり、職場に提出する診断書を書くのを渋られたりしたので、新しい病院に変わってからそういうストレスは一切なくなった。
次回は続編として双子妊娠のつわりはどうだったか、仕事はどうしていたか、書いていきたいと思います。
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