先日、チュートリアル徳井さんの税金未払い問題について、ADHDの先延ばし傾向ではないか、との憶測がとびかってます。
そもそも先延ばし傾向とはどんなものを指すのか、またもし自分がADHDだった場合、先延ばしして大変なことが起きるのではないかと心配に思う方へ、
自分の症状を例に出しながら書いていきます。
目次
先延ばし傾向とは、具体例は?
やらなくちゃいけないことをすぐ手をつけられず先延ばしにしてしまう、文字通りのことです。
学生の頃は度々思い当たる節があります。
テスト勉強や課題を取り組むことがすごく大変なことに思えてなかなか始められませんでした。やってしまえば大丈夫なのですが、始めるまでが大難関のような気分になってしまいます。
お風呂に入る作業などもそうでした。➡ お風呂恐怖症!? ADHDの症状で入浴が怖くなった話
ただ、徳井さんがADHDであったとして、本当に先延ばし傾向だけなのでしょうか?
徳井さんの問題は本当に先延ばし傾向なのか?ワーキングメモリの問題の可能性もあるのでは?
ポストの中身がパンパンだったのは先延ばし傾向だと思うのですが、先延ばし傾向だけが原因とも思えないのです。
わたし自身、大事な提出物を忘れたり、やりかけのことを忘れたりしますが、これはワーキングメモリが他の人より低いことが原因です。
ワーキングメモリとは頭の中でやるべきことを覚えておく能力のことです。
やらなきゃいけないことを、覚えておけなくて忘れてしまい、結果間に合わなかった、もしくはギリギリになって気がついた、ことが度々あります。
また、注意が逸れてしまうと人の話とかも聞き逃してしまうこともあるので提出期限をきいてないこともありました。
私がやるべきことを間に合わなかったときの流れ
①先延ばし傾向でやらなきゃいけないことをすぐやらない
↓
②メモに残すのが面倒に感じ書かないor書いたものをなくす
↓
③ワーキングメモリが低いので別のことをやってる間に忘れる
↓
④気がついた時には手遅れ
私はこのパターンが多かったです。
時には⑤なにから手をつけていいのか分からなくなりパニックになる、が入ることもあります。
自分もADHDかもしれない、と不安な方。問題が起きる前の対策法
自分はADHDかもしれないし、先延ばし傾向などで取り返しのつかないことになりそうで不安、もしくはなったことのある方、
例えそうだったとしても、今回の徳井さんのような状況にならない方法がいくらでもあります。
実はわたしは最近ではそれほど大きなミスは起きなくなりました。
それは自分のやっている対策行動が影響してます。
やるべきことがいくつかあったら、スマホに書き出す
直近、大体当日から1週間ぐらいのことでやるべきことがある時は
ざっとスマホのメモ帳に書き出します。
すぐやらなきゃいけないものほど上の方に書き出し、期限が決まってるものは期限も書き出します。
ノートやメモ帳に書いてもいいのですがADHDの傾向で物をなくしやすいです。すぐ書きこめて、すぐ手直しできる手軽さからスマホの方が使いやすかったです。
手帳も必須
週単位でなく月単位のものは必ず手帳に書いておきます。
支払い期限のこと、約束のこと、決まり次第書き込んでおきます。
何度見直してもすぐ忘れがちなので毎日2回くらいは見てます。
お昼休みに確認すること、書き出すことがオススメです。
年単位、やりたい目標など
長期的な目標も書き出すことで達成しやすくなります。
手帳の後ろの方のメモのページを使います。
いつまでにどうゆうことをやりたいのか、そのために月単位でどう言う行動をすればいいのか、日単位ではどういう行動をすればいいのか、細かく書いていきます。
うまく行かなかったらそれはそれで新しい計画を立てていきます。
やるべきことを書き出すことはとてもメリットがある
たくさんのやるべきことがあると、優先順位をつけるのが苦手なADHDの方はパニックになりやすいです。
自分のために書き出してあげ、視覚化することでやるべきことがずっと分かりやすくなります。
たとえADHDであっても、対策を練れば大きな問題にはならないのです。
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