ADHDの方が転職することのリスクを私は主治医のほうから教わってきました。特に今の仕事が自分に合っている場合、マイナス面が大きいと。
転職をすると、環境の変化によるストレス、新たな対人関係、また1から仕事を覚え直さないといけない、などがあると思います。
ADHDではこれらが引き金となって致命傷にもなりえる、大きな大失敗を起こしてしまう可能性があります。
人間関係の亀裂に繋がったり、慣れない仕事でミスが起き、自信喪失により新たな失敗を起こしてしまったり、、
ですが今回の転職は、十分に正解でした!
2か月たった今、なんとか大きな失敗はせず仕事もそれなりにうまくこなしています。
私にとってこの状況はかなり凄いことです。
今回は具体的にどのようにて自分にあった職探しをしていったか、また次の記事の後編では新しい職場に適応していったかを紹介していきます。
目次
転職を考えた経緯~転職するのが正解か、残るのが正解か~
今までの仕事はすごく自分に合っていたのですが、何より拘束時間が長い仕事でした。
結婚を予定していたので、妊娠したときも働ける仕事をしたいと思い会社に相談しのですが、
「1人で回してる仕事なので時短はできない。子供ができたとしても(やめろとは言わないが)この仕事を続けるのは難しい」と言われました。
今の時代にオカシイと抗議したが、これまでに前例がないため、改善できたとしてもどのくらいの時間がかかるかどうか分からないとのこと、でした。
そこで近場、自分に合った仕事、拘束時間が長くないものを探すことにしました。
とはいえ、本当に転職することでいいのか、非常に悩み、考えました。
冒頭で書いてあったとおり、転職にはリスクがあります。
ADHDであれば尚更それが顕著です。
今の仕事が自分とあっているのか、今後は今の仕事のままでも差し支えあるのかないのか、3、4日考え込んだ結果、今後の生活を考えると今の仕事は続けることは1年はできてもそれ以上は物理的に無理、と判断しました。
自分に合った職場探し
[ADHDの方が仕事を楽しく続けられるには]の記事に書いた通り、自分に向いている仕事を考えたとき、自分の特徴を踏まえて探しました。
- レジが苦手
- 接客は得意
- ものを売る仕事が好き
- 家事はまぁまぁ得意
- 数のカウントが致命傷になる仕事はできない
- 人の命にかかわる仕事はできない
- 立ち仕事(眠気対策)
⇓自分の特徴をどのようにして捉えたかについてはこちらの記事をご覧ください。⇓
探してみた結果、運良く、前の仕事と似ていて、調理と接客ができる仕事、産休の取れる仕事(パートでしたが)を見つけました。早速面接の約束を取り付けます。
転職の切り出し方 ~きっぱり期限を延ばさずやめたい~
私は辞めたいことを申し出たときに、「今やめられると困る」と引き留められることは何としても避けたいと思っていました。少しでもやめる時期を伸びてしまうと予定している計画が狂ってしまうためです。
そのため、まず下調べに自分の職場が退職を申し出るのは規定上退職予定のどのくらい前からであればいいのか書類を探して調べました。
結果、辞めようと思っている1カ月前から話を通す必要がありました。
本部が自宅から遠いので電話で連絡を取ると、大事な話なので一度直接話し合いましょう、と言われ、本部事務所にいくことになりました。
話しあい、決戦の日
結果から言いますと、「やめるのを先延ばしにしてほしい」と言われたものの、スパッとやめることができました!
その会話内容は大体こんな感じです。
自分(以下自);
前回、お話をしてからじっくり考え、結婚後妊娠した場合の事を考えると今の仕事を続けていくのは難しいです。
もう別の仕事を目星付けていて、そちらだと条件として自分の望む勤務時間で働けそうなので来月で辞めようと思っています。
本部事務(以下本);
一カ月前からの申請であれば一応大丈夫なのですが、あと1、2カ月くらい先までやってもらえませんか?
自;実はもう次の仕事の面接の予約もしており、面接が通ればあまり待たせられないんです。あと妊娠した場合、産休のことを考えると延ばすことも難しくて。
本;そうなんですね。でももし、面接が上手くいかなかったり、面接で2カ月後でも良いと許可がもらえたらぜひお願いします。
辞めることを切り出すタイミングも大事
今回のことでうまく期限を延ばさずに辞められた一番の要因としては辞めることを切り出したタイミングだと思います。
結婚を機に時短を考えたいと会社に相談するが失敗➡天職探し&いいと思ったところに電話かけると面接の予約をすることに➡仕事を辞めたいことを告げる(今ここ)➡面接で一か月後なら働けることを伝える
つまり、次の仕事の面接の予約をしたが、まだ面接には行っていない。このタイミングで切り出したことによって、やめようとしている会社にも角が立たない&辞める期限を延ばさせない、入ろうとしている会社にも辞めるタイミングを伝えることができます。
後編の内容
次回記事に後編を書きます。
- 面接で希望の職種につけた
- 転職において大変だったこと
- 新しい仕事をうまくこなせた方法
等の記事を予定しています。
そちらもよろしくお願いします。
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