学業をしてればよかった学生から社会にでて働くようになってから、私はたくさんの失敗を経験しました。
ただ失敗といっても、新社会人あるある…ではなく、「どうしてこうなるの?」「このくらい分からないの?」の言われてしまうような、普通の人なら難なくできてしまうような初歩の「しょ」の字ほどの問題です。
そのため、周りの人と比べると自分は圧倒的に仕事ができず、ひとり苦しみます。でも相談してもなかなか分かってもらえません…
私が社会人なりたての頃に時にひどくできなかった理由がわかるようになったのは、自己分析を続け、それから3,4年ほど経ってからでした。
今回の記事では具体的にどんなことがで出来なかったのか、どうしたら良かったのか、を上げていこうと思います。
いま新社会人で、もしかして自分はADHDなんじゃないかと悩んでいるかたも参考にしてみてください。
目次
①メモを取っても何度も同じミスを繰り返してしまう
普通ならやっているうちに覚えていくだろうと言われていることが覚えられない、同じところでまた間違えて指導者に注意されてしまう、、
そう言ったことが私には度々ありました。ひどく落ち込みましたが、落ち込んでみても解決には向かいません。
確かにやっていくうちに覚えていける人種はいます。でもそうでない人もいます。後者である私はどうしたら良かったのでしょうか。
メモを一生懸命とるがその後メモは放置で身についていない
社会人になるとしっかりメモを取りましょうと言われます。
一生懸命とるのですが、メモに何が書いてあるかわからない、また見直すの、清書し直すの面倒になり、結局覚えていないことが多かったです。
やはり大事なのは
メモをその日のうちに書き直すこと、3度見直すことです。
ただ見直すだけではなく実際にイメージをしながら、また一人小芝居のように実際にやる手順をエア練習しながら見直すといいです。
ADHDの方であればエア練習はとてもおすすめです。
覚えられない人は、これが面倒でやらない、なんていうのはおごり高ぶっているようなものです。やらなかったために、1年以上もできない苦しみを味わってきた私の2の舞にならないことをお勧めします。
これを最低でも1週間続けてみてください。ある程度の基礎はできるようになると思います。
②「わからない」と思っても人に聞かずにやってしまう。後から大惨事
やり方が分からないけど、自分だけ進みが遅いから、と焦って何となくですすめてしま
う、、、これは非常に危険です。
その結果、全く違うことをやって最初からやり直しになってしまう、、ということが私は何度もありました。
ADHDは思い込みが激しいと言われたりしますが、わからないけどこれでいいや!と思い込んでしまうと仕事では大きなミスにつながってしまいます。
小さなことでも分からなければ相談する
こんな取るに足らないようなこと聞くの気恥ずかしい、と思っても気兼ねせず聞いてみてください。
そういったことは、新入社員だからこその特権です。
聞くのは一時の恥、と言いますがまさにそうです。聞かないでやって取り返しのつかない大失敗したときと、聞いて少しの恥をかくのでは失うものの大きさは計り知れません。
そして同期より指導者・先輩に聞いたほうがいいです。同僚だと、悪気なくても間違ったことを教えられてしまうことがあります。
よくわからいけれどこれでいいんじゃん?と同期に言われて間違ったとしても同期は責任を取ってくれません。
③仕事が終わらないのに全部自分でやらなきゃ、と抱え込み、結局迷惑かける
仕事が終わらないことに焦りを感じてしまい、どうにか自分でこなさなきゃ、と抱え込んでしまう。
その結果期限に間に合わずに大きな迷惑をかけてしまう、、、
責任感が全く見当違いの方向へ走ってしまったパターンです。
進み具合をその都度、指導者に報告、相談する
やはり、この状況では、上手くいかない、このままだと終わらなそうだ、と思った時点で一度指導者に相談するべきでした。
期限に間に合わないことは仕事では非常に困ることです。
相談することで、やりやすい方法を教えてもらったり、自分にできる量に調節してもらったり、できない分は誰かにやってもらうことができ、きちんと期限内に終わらすことができます。
また、終わる終わらないにかかわらず、仕事の状況、進行具合を指導者に伝えるといいと思います。
指導者のほうも報告してもらうことで部下の進行具合がわかり、早い段階でサポートできます。
④優先順位がわからずない。何から手を付けていいかわからなくなり、間に合わない
③と似てますが、やることがいくつかあると、パニックになり、どれから手を付けていいのかわからなくなってしまうことが私には度々ありました。
結局中途半端になってしまったり、終わらせなければいけない大事な用を先延ばしにしてしまい後々困ってしまったり、、
まず期限を確認する
これをやってほしい、と頼まれた時には、「いつまでにやればいいですか?」と聞いてみることが大事です。
そしてやらなきゃいけないことを整理し、優先順位を考えます
一番今やらなきゃいけないことは何かを考え、重要項目順に番号をふるといいです。
紙に書き出して視覚化することでADHDの方はグッと理解度が上がりやすくなります。
それを見えるところに貼っておき、終わったら斜線を引いていくことでやり残しがないようにできます。
ごちゃごちゃになってきたら新しく書き直しましょう。頭の中がごちゃごちゃにならないよう、わかりやすく簡潔にする、がADHDの方には一番です。
自分の特徴をあらかじめ伝えておく
私はADHDであっても職場に公開する必要はないと思っているタイプです。
ですが、自分が苦手とする部分は指導者、上司に伝えておくことはおすすめです。
あらかじめ伝えておくことでフォローしてくれることがあります。
それにより、大事故も防ぐことができます。
上司も部下がどういう人か、考えながら仕事を割り振ってるため、こちらから自分はこういう人ですと伝えることで上司もやりやすくなることもあるでしょう。
私の場合はうっかりミスが多いこと、沢山のことを一度にやるのが苦手であること指導者に話しました。するとミスしやすそうなところをさりげなくチェックしてもらえ、ミスがあれば教えていただけるようにしていただけました。
(学生の時はとくに遠回しな表現は理解しづらかったため、その旨を伝え、はっきり言ってください、と言ったこともあります。)
また暗算が苦手でミスしやすいため、発注の仕事はしたくなかったので、入社時に自分の希望の仕事をぜひやりたい、他の部門ではなくぜひ(発注のない)○○部門で、とお願いしました。
プラスな表現で話したことがやる気があるとみなされ、無事その部門につくことができました。
ただし、部門移動がある人には少し難しいかもしれません。
ミスをミスのままで終わらせないことが大事
私の場合はミスが非常に多く、本当に気がめいってしまい、結局何やってもミスは治らないんだ、とあきらめてしまったこともありました。
ですが、それであきらめて日常業務をこなしていっても、慣れてうまくいくようになったことはありませんでした。。
ミスがよく起きる→原因は何だろう、自分の苦手なとこ・特性は何だろう、と考えながら対策を練ることで少しずつ状況は改善されていきました。
今回、もしこの記事で試せることがあったら是非取り入れてみて下さい。
人によって仕事ができるようになるスピードはそれぞれです。ぜひ自分が成長できる方法を見つけ、チャレンジしていってください。
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