大失敗を繰り返さないためには自己分析シートを作ると良いことを前回お話ししました。⇒[ADHD]大失敗を繰り返さない対策法!part1
今回は具体的に私が作った自己分析シートを具体例として載せておきます。
前回の記事をまだご覧になっていない方はそちらから見ることを推奨します。
今回は仕事で失敗した時に実際に書いたものを使用してます。
ほぼ原文のままです。
この場合は始めに問題点から書いてますが、事象から書いてもいいです。
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自己分析シート見本[仕事での大失敗]
(日付/場所/状況も書くと良いです。)
- お客様の服にジュースをこぼした件
問題点
- お客様の服を汚してしまい、不快な思いをさせてしまった。
- 毛糸の物であり、洗う手間がかかる。買い物中ずっと不快な思いをさせてしまう。
- お客様が今後一切商品を買わなくなる恐れがある。最悪、お店に苦情が行く。また口コミで悪い評判が広まってしまう。
事象
- お店が混んできてお客様に囲まれた。はじめにお子様に試飲を出した後、自分の後ろにいたお客様にも試飲を手渡そうとした。この時、急いでいて手袋をしておらず、カップの脇を持って手渡そうとした。その時、手が滑り洋服にジュースをこぼしてしまった。その後は謝りながら、ティッシュとウエットティッシュを手渡した(なお、この時は焦っていてすぐにティッシュが出てこなかった)。お客様は購入意欲をなくされ、不快に思われたような様子で立ち去られた。
原因
- お客様がいっぱいで、気持ちが高ぶり、焦っていた。
- 手袋をしていないで手渡ししたため、カップの縁を持てず、滑りやすかった。
- 真後ろにいるお客様で振り向きながら渡していた。
- 重要なのはお客様に安全に試食を提供する事なのに、早く渡すことを重視した。
- 不測の事態の対処を考えていなく、焦ったのですぐにティッシュが出てこなかった。
- お詫びの気持ちとしてのフォローが足りなかったため、不快をぬぐい切れなかった。
対策法
◎一番重要なのは安全に試食を提供すること。(早く渡すこと、全員に渡すこと、トークは2の次)
- 混んできてお客様に囲まれた時はお盆ごと差出し、取ってもらう。混んできても焦らない。安全を重視し、自分は他の人よりこぼしやすい。手渡しでは不安定。お盆に乗せ、お客様に取ってもらう方が安全。
- カップを手渡す時は必ず手袋をして縁をもつ。脇を持つと必ず滑る。忙しい時でもすぐに手袋を出せるように準備、必ず装着し、滑りにくい縁をつかんで渡す。
- 不測の事態に備え、タオル、ティッシュはすぐに出せるところに用意しておく。
- お詫びの際、自腹を切り、ジュースの1、2本を手渡す。またはクリーニング代を渡す。
- 今後の商品に対するイメージを払拭するためにも少しでもお詫びの気持ちを表す。嫌な思いはずっと残ってしまう。ジュースくらい、お金を出すことで、お客様も少しは気持ちが違う。
- 振り向いて渡すときは特に慎重に行う。
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1ページ以内で書くとベスト
自己分析シートを書く量のポイントは用紙1ページ以内がお勧めです。
これはwordで書いてちょうど1ページ分になります。
これ以上多すぎてしまうと自分でも見返すのが面倒になります。
だらだら書いても無駄な情報が多くなってしまいます。
長すぎず、適度な量がベストです。
書きだすことでパニックが収まる
大失敗した時はとにかく自責の念にさいなまれ、プチパニックを起こしていることも多いと思います。
失敗したことの全体像を書くことで、自分の状況を俯瞰して見ることができ、冷静に考えられるようになります。
何から手につけて良い状況か分からなかったのが、頭が整理され、自分のやるべきことが気がつけるようになります。
ぜひ一度、自己分析シートを試してみてください。
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