以前のadhdの投稿回:[ADHDが仕事を選ぶ場合]にもかきましたが私は試食販売の仕事をしています。
ですがこのブログでは販売商品の内容にかかわらず見てくださる販売員の皆様に役立てる内容を書いていこうと思います。
高い商品は他のスタッフとの差をつけやすい
価格帯が安い商品、特売やキャンペーンで安くなった商品は「安い」と訴えるだけで売りやすいです。
ですが、私は価格帯の高い商品のほうが他のスタッフと比較して売り上げが伸びやすいです。その原因は他の販売員の方は高いと売れないとあきらめてしまっていることが原因だと思います。
高い=売れない…ことはない!
よくお店の方が「最近は不況だから安くないとみんな買わないんだよ」と話しているのを聞くことがあります。安くなければ売れない、はたしてそうでしょうか?
高くても売れる商品はあります。
食品で言うなら少し前はマヌカハニー、アマニ油などは多くの方が求められていました。またコーヒー1つにとってもコンビニで100円くらいで売っているものあればコーヒーショップで500円程の商品も5倍の値段もするにもかかわらずよく売れます。どうして高額な商品でも売れるのでしょうか。
高いからこそ、の価値
額な商品でも売れる理由、それはそのまま「価値を感じる商品だから」です。
単純ですがこれがアピールできていないことがよくあります。まず、「価値」とは何でしょうか。
その商品の魅力、
こだわりポイント、
その商品が他の商品とどう違うか、
どう優れているか、
それを使うことで使用者にどんなメリットが起こるか、
どんなふうに周りを喜ばせるか…などたくさんあると思います。
「安くないと売れない」というのは価値=安い値段だけしかアピールできていないということです。
価値は値段だけではないはず、その商品の魅力は他にもたくさんあるはずです。つまりその値段がつくというこはそれだけの価値があるということです。
具体的に「高い方がいいもの」とは?
例えば、私は仕事用の靴は出来るだけ良いもの、一万円以上するものを使います。というのも以前は3000円くらいのものを使ってました。
私の仕事は立ち仕事なのでずっと立っていると足が痛くなってきます。足が痛くなってくるとそっちの方が気になってしまい、接客のパフォーマンスが下がってしまうのも問題でした。
また私の母が立ち仕事で静脈瘤になってしまい、足の血管がボコボコと浮き出てしまってたことがありました。
以上のことが気になり、疲れにくく、いい靴を使ってます。仕事のパフォーマンス向上と将来の静脈瘤の予防だと思うと安く思います。
つまり値段が高くてもその人にとってそれだけ方があれば高くは感じないということです。
高いから、と販売員さんの方が諦めてしまうと、その気持ちがお客様に伝わってしまいます。
実際に高いものをどう売るのか?
今度は実際売り場に立った時のシュミレーションを書かせていただきます。
一本2000円のストレート国産ミカンジュースを試食販売で売っていたとします。
「どうぞ、ワンランク、おいしいミカンジュースです!
飲む前から香りがすごいです。
国産の○○県で採れたみかんだけ!
ギュッと絞りました!添加物もなにも入っていない、生そのものの味わいです!
みかんなので、ご年配の方から小さいお子様まで飲んでいただけます。
お中元やおみやげにも必ず喜ばれます!」
ここでは、普通の100円で買えるジュースとの違いを区別できるように、わざと香りを強調したり、ワンランク上のものとアピールしてみました。
この時に、「ちょっと高いですが…」と言いたくなるのですが、あえてお客様にその印象を抱かれないよう、それ相応のお値段です!という気持ちで紹介しました。
確かに、高いから買えないよ、、という方も出てくると思いますが、高い商品を探している方も確かに存在しているので、そういった方に伝わるといいな、という気持ちで販売していると不思議と購入者は増えてきます。
ぜひ、その商品の魅力を捉え、アピールしてみると、違ってくると思います。
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